Tempest社のwebsiteに日本での設置実例が掲載されましたのでご紹介します。
以下 www.tempest.biz/project/kumamoto-station-japan/より転載、和訳
プロジェクター用 屋外エンクロージャーのリーディングカンパニーであるTempest社 の製品が、熊本駅前における没入体験型イルミネーション空間の実現に貢献しました。
駅前バスターミナル近くの「アソ カルデラ ハイク」は、阿蘇カルデラをモチーフにした円形オブジェの中を歩きながら、光と映像の壮大なショーを体験できるリラクゼーションスポットです。
近隣ビルのバルコニーに設置された特注のTempest Cycloneエンクロージャーは、Dynamic Projection Institute 社のミラーヘッドを備えたBarco UDX-4K32プロジェクターを収納し全体のマッピングカバレッジを実現。このシステムの設営を S.C.Allianceが担当し、BASSDRUM がテクニカルディレクションを行いました。
S.C.Alliance は、数年前からTempes tの屋外用エンクロージャーを様々な設備に導入しており、今回の Cyclone も Tempest 日本総代理店の テクニカル・サプライ・ジャパン から供給されました。「ISEの展示会でTempest のティムさんと話をし、UDTレンズサポートとカスタムエンクロージャーのことを知りました。今回、設置場所の制約もあり かつ広くダイナミックレンジの投影が必要な我々のプロジェクトには、カスタムエンクロージャーが最適なソリューションであったため採用を決めました" と S.C.ALLIANCEの担当者は述べています。
マッピングされたコンテンツは、600㎡の面積をカバーする直径24mの円形インスタレーション内に、阿蘇カルデラ地域の四季を表現しデザインが投影されました。体験者は様々な色とりどりのイルミネーションに彩られた円形スクリーンの間を歩きながら、日々の忙しい生活から少し解放された時間を楽しむことができました。
"私は都市環境にオアシスを作るようなこのアイデアに感服しました。S.C.ALLIANCEのチームと全てのパートナーはこのような魅力的なプロジェクトを実現するために素晴らしい仕事を成し遂げました。Cycloneエンクロージャーは屋外で大型プロジェクターを設営するための最適な選択肢であり、更にDynamic Projection Institute の革新的なミラーセットのおかげで1台のプロジェクターセットでありながら必要なカバレッジを網羅するために重要な役割を果たしました。今回の高い技術力は様々な現場においても応用が可能で、S.C.ALLIANCE社が将来的に携わる映像演出の将来性は更に広がり、より高い投資収益率も期待できます" と Tempest社長であるティム・バーナムは語っています。
また、Dynamic Projection Institute社の創設者でありCEOであるThomas Kuehne はこう述べています。 " 今回世界で初めてTempest社のエンクロージャー内でミラーヘッドを使用し屋外投影を行いましたが、全てが問題なくスムーズに機能しました。Tempestのカスタムエンクロージャーはコンパクトに仕上がりその役割を十分に果たしてくれました。またミラーヘッドの使用で映像を上下左右にダイナミックに移動することができ、静止しているプロジェクターでは投影できない角度へ投影することができました。当社はこれからTempest社とのパートナーシップを拡大し、今後の屋外マッピング市場で将来性と可能性が更に高まることを楽しみにしています"