PLASA で公開されたヒポタイザーのニューヴァージョンが正式にリリースされます。
いつもは サポートBlog で解説されるその内容を TSJ Blog で一部紹介します。
今回はいつもの各種バグフィックスの他に 新たな機能として、
VideoMapperビデオマッパーは、出力スクリーン上のピクセルの位置を再アレンジ可能な機能です。
レイアウトの一例として
このように現場に応じた様々なデザインのハードに対し、忠実にレイアウトを再構築できます。
他にもわかりやすい一例として
1台だけ斜めにレイアウトされた変則的なスクリーンデザインに対し、上の様な補正アレンジを加えることで、画像自体を回転させることなく コンテンツは正対して再生できます。ビデオマッパーで作成したレイアウト設定はDMXやタイムラインで呼びすこともできます。
Text Manager即時性が要求されるインフォメーション等に対応する機能です。
テキストファイルからのインポートや ソフト上に直接文字入力することで、メッセージを上下、左右に流すことができます。
直接入力はリッチテキスト方式ですので、文字の大きさ、色の選択や、フォントの指定ができ、併せて画像を挿入、レイアウトすることも可能です。更にレイヤーにアサインされた後、動画クリップ同様のエフェクトや加工を加えられます。(現状は1-byte 文字のみ対応)
Play list外部卓のプログラムやタイムラインを使用せずにシーケンスが簡単に組める レイヤーの追加オプションです。
スクリーン上にコンテンツをドラッグ&ドロップしリストを作成、追加した順に自動で再生されるシンプルで簡単な機能です。
ScreenThief展示会の参考出品で好評だった PC画面のリモート機能が正式リリースです。映像信号ではなく、イーサネット経由でヒポタイザー以外のPC画面をレイヤーに入力します。
パワーポイントやグラフィックソフトの画面を 遅延の少ない映像として加工、再生することが可能です。
他にもHippo-Net上の複数の本体に対し、ファイル管理が更に便利になった
Syncronize Advance や
従来から他社製品に圧倒的な差をつけていたメディアサーバーの基本中の基本、Hippoオリジナルデコーダーが新しく生まれ変わり、 再生がより安定し スムーズになっています。値段が高くて容量の少ない SSD のお世話になるのは まだまだ先の話になりそうです。
ユーザー向けの詳細情報は サポートブログで順に紹介していく予定です。アップデートソフト、新マニュアルは来週から発送予定。今回のマニュアルからタイムラインを DMX で操作する方法を分かりやすく解説した日本オリジナルのマニュアルも同梱されますのでお楽しみに。
今後とも Hippotizer をよろしくお願いします。