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トヨタの新車、"Toyota 86" のプロモーション用に作られた3Dプロジェクションマッピングに、ヒポタイザーHD と ヒポクリッター が採用されました。
2012年、タイ周辺の4箇所で開催されたレースと同時開催された Toyota モータースポーツイベントにおいて、シアターショウを始めとした様々なエンターティメントがレース場を訪れた多くの人たちを楽しませました。
その中でも "Toyota 86" 3D マッピングシアター は午前9時から午後6時まで15分おきに上映され、毎回多くの人が詰めかけました。
バンコクの Rajamangala Stadium からシーンがスタートする今回の演出は、プロジェクションデザイナーでヒポタイザープログラマーでもある Big P と彼のチームが作り上げました。そして彼らは"トヨタ86"上に 驚くような3Dプロジェクションマッピングシーケンスを再生しました。
ヒポタイザーの優れた機能である スクリーンワープ と シンクロコンポーネントが効果的に使われ、3台のプロジェクションチャンネルを経由しコンテンツは実行されました。1台目はボンネットとフロントをカバーし、2台目はサイドとルーフ、そして3台目が床と背景をカバーしています。
スクリーンワープは 車のボディに対しグラフィックを完璧にフィットさせるために とても有効な機能です。またシンクロコンポーネントを使うことでレイヤー間の再生ずれを無くし、全てのクリップを少しのズレもない同期を実現しました。そして2台の ZooKeeper が、車のフロントとサイドの微細なグラフィック調整に使用されました。
また今回、他の技術者がキャリブレーションをしている最中にプログラムとマッピング作業が同時に行なわれ、多くの時間が節約されました。
Credits:
Organizer: Impaq Presentation Ltd.
Graphics Design Team: Luminox Team
Main Equipment Supplier/Hippotizer: Mr. Team Production Ltd.
Projector: Perfect Duck Co. Ltd.
Projection Designer/Programmer: Big P.
機材リスト:
Hippotizer HD x 1
HippoCritter x 1
Sanyo 6,000 ANSI , PLC-XM150 x 1
Sanyo 15,000 ANSI, PLC-XF x 2 (one with on axis wide fixed lenses)