2009/02/17

ENTTEC Open DMX Ethernet

ENTTEC社のOpen DMX Ethernet (ODE) をご紹介します。

ODE は同社のUSB接続でDMXを出力できる Open DMX USB から発展した製品で、イーサネット を経由してDMXを出力します。DMXポートは OUT, IN を各1装備、外観は手のひらに収まるコンパクトなサイズです。DC7V で動作する本機のほかに POE (Power Over Ethernet) 対応の ODE with POE の2機種をラインアップしています。


各種設定はフリーウェアの
NMU(NodeManagement Utility) を使用して、デバイスの名称、IP Address の設定、プロトコルの設定を行います。プロトコルはArt Net、ESP に対応。ArtNet 設定は Subnet、Universを、 ESP設定は Universe を設定できます。DMXポートの設定はIn か Out を選択します。
この手の製品で比較的面倒な本体の Firmware アップデートもここからできるので非常に便利です。
NMU はMAC OSX10.4 にも対応していますので mac ユーザーにもご使用いただけます。



社内でGMA(Ful Size)を使いテストしてみた所 DMXポートの設定をしてあげるだけで簡単にDMX ノードとして使えました。
ソフトウエアでは、Chamsys MagicQ Software がお勧めです。MagicQ Software は 太っ腹にも フリーウェアなので、ODEと併せて使えば高機能な照明用ソフトを低価格でご利用できます。 また、安い民生機を使って こんなシステム(pdf) も可能です。