先日、Hippotizer V3を複数台使用した現場に、企画打ち合わせから撤去まで立会いました。とても興味深かったのでレポートします。
今回の制御方法は 舞台中央のLED ビジョンと ヴァーサチューブに各オペレータが付き、各々が担当するHippotizer の1から8のレイヤーにエフェクトや色調整をしたクリップをスタンバイさせます。
Hippotizer を直接操作するGMA卓のDMX IN にライティングデザイナーが操作するダイヤモンドⅢを接続し 照明と映像をオペレートするという方法で進行しました。
右がSYSTEMの概要です。
ライティングデザイナーはHippotizer の画面を見ながら、曲に合ったクリップをチョイスし、色を調整し、時には Hippotizer の担当オペレーターに ク リップのスピード調整やエフェクトの掛かり具合の調整を指示しながら、シーンを作っていきました。上の絵はライティングデザイナーの卓の横に置いた Hippotizerの画面です。実際出力されるマスターWindow とレイヤーのWindow のみというシンプルな構成です。
今回の制御システムでは、役割分担を明確にしたことで 短時間で効率よいプログラムを実現することができたと思います。今後 様々な展開が予想される中で、一つのアプローチとして紹介しました。
当日の模様は 公式サイトで。