2010/03/23

活躍する LightConvers達

 
先日開催された 某ロックフェスの 楽屋での一コマです。

様々なアーティストが出演するイベントでは、それだけで時間が無いのに加え、いわゆる “乗り込みオペレーターさん” のプログラミング時間の確保が常に悩みのタネになります。
今回、「打ち込み部屋」なるスペースに 本番と同じコンソールと LightConvers が用意され、リハーサルの前後や本番前のチェックに大活躍しました。部屋にはチェック用の実機として LEDスポット、スクローラー、他にも LEDスクリーン制御に使用された Hippotizer まで用意されていましたので、まさに本番さながらのリアルな絵が楽屋で再生されていました。

そして、(これが一番言いたかったのですが) 「実際のステージでオペレートした際、ほとんど修正が必要なかった!」 と言って頂いたのが嬉しかったです。

2010/03/17

MiniDMXter 4

   
Goddard から DMXter4 に続いて MiniDMXter の大幅なモデルチェンジが発表されました。
旧タイプのDMXterと同等の機能を持ち、更に RDMマネージネント機能も追加されました。


 主な新機能:
 
 * バックライト付のより大きなディスプレイ
 * RDMアドレス設定
 * フリッカーファインダー
 * ShowSaver
 * Snapshots
 * Cable Test
 * USB2インターフェース




従来のMiniDMXter にDMXter の多くの機能が追加されました。2列20文字ディスプレイには新たにバックライト装備、2つの新しいボタンを追加し、フリッカーファインダーやShow Saver が使えるようになりました。ソフトウェアのアップディトもUSBポート経由で簡単にできます。
入力は常にターミネートされ、受信中にトランスミッターをオンにすると、ループモードになります。(ピン4と5は除く) 入力・出力共に、DMX512-A とRDM をサポートしています。

MiniDMXter-4は受信レベルを数値又はグラフィック形式で表示します。新しい大きなディスプレイにより、数値では4スロット分、グラフィックでは32スロットレベルが表示されます。DMX512テキスト受信がサポートされました。

最新の機能としてはRDMアドレス設定と基本的なコンフィグレーションが追加されました。

* RDMシステム上の全て又は新しいデヴァイスの検知
* 現在のデヴァイスの選択
* 現在のデヴァイスのアドレス、デヴァイスレベルの設定、デヴァイスプリセットの実行
* RDMデヴァイスに、デヴァイスモデル、デヴァイスラベル、製造メーカーラベル、ソフトウェアヴァージョン、現在のアドレスとDMXフットプリント、パーソナリティ、センサー詳細の確認、製品カテゴリ、サポートされるPID 
等々 です。

MiniDMXter2、MiniDMXter4,DMXter4の比較表

とても魅力的なモデルチェンジ、です。現場や倉庫でのメンテナンス用に是非オススメします。

2010/03/09

MR16 Dichroic Filter Clip & Holder

 
某有名プランナーから相談を受けました。
「舞台で使っている PAR16 の色が すぐとんでしまうんだけど・・・」 と。


はい、そんな時はこれ、Apollo の 「MR16 Dichroic Filter Clip」です。
MR16 ランプにダイクロフィルターを直接取り付けられるクリップで、そのままPAR16に装着できます。
フィルター枠にジェルが装着されていないのに、機具からは色の付いた明かりが出てきます。

そして Apollo にはもうひとつ 「MR16 Dichroic Filter Holder」という製品もあって、


店舗やショーウインドウでMR16ランプがむき出しになっている器具がありますが、ちょっとおしゃれに演出を決めたい時はこれ。黒とシルバーの2種類のホルダーをご用意しています。

何かの際に是非ご利用下さい。

2010/02/18

ENTTEC DATAGATE + メディアサーバー

Hippotizer の PixelMapping は、映像信号をDMXチャンネルにマッピングし 出力する機能です。DMX 制御のLED 機具をスクリーンの 1 ピクセルに置き換え 映像演出が可能な便利機能です。 
 
 
そこで、映像演出以外にもエフェクト等を使った従来のコンソール制御も併せて 両方自在に出力したい場合、メディアサーバー とコンソールのDMX信号をミックスしなければなりません。
単純に考えると DMX/イーサネット変換 と 系統台数分のDMX ミキサーがあれば可能ですが、Enttec DATAGATE のDMXマージ機能 を使えば これ一台とスイッチングHUB だけで4系統までのマージが解決します。



概略図です。”Console”、”Hippotizer”、”Hippotizer PixelMapping” のArtNet 設定を左図の様にパッチし、それぞれをスイッチングHUBに接続します。ここでは ”Console”、と ”Hippotizer PixelMapping” をそれぞれ4系統マー ジしています。 イーサ/DMX変換と同時に DMXミキサー4台分の働きをしています。





右図がDATAGATEの設定ソフトNMU の画面です。
設定はProfile としてデータに保存できますので、状況に応じて以前保存した Profile を呼び出し使用できます。
NMU はMac版もありますのでユーザーの方はご安心を。

他にもArtNet入力をDMX8Out出力するDMXスプリッターとして使うなど 用途は多彩、いざという時お薦めです。

2010/02/17

LightConverse ちょっとすごい機能の一部紹介

 
ライトコンバースは、ヒポタイザーの映像をネットワーク経由でリアルタイムに表示させたり、本体内のムービーファイルを表示させたりと、映像との連携にも威力を発揮します。
デフォルトでは、シースルータイプのLEDスクリーンなどは入っていませんが、簡単に自分で作成したものを使用し、シミュレートすることができます。

以下のムービーをご覧ください。



スクリーン上のムービーと、後ろに配置したムービングライトのビームが抜けていることが確認できますでしょうか?

もうひとつ、特設サイトの「ラインナップ」でご紹介しているソフトウェアの機能別表にある項目で、「ダイナミックレイヤー」という機能があります。 (UNLIMITEDグレードでのみサポート)
一体どういう機能かというと・・・



このようにトラスやセットなどをDMXで動かすことができるということです。
単純な動きだけでなく、3種類までの動きを 1つのオブジェクトに対して設定できるので、複雑な動きも再現できます。他にもカメラコントロール機能などもあり これも結構使えます。

このような情報を 詳しく且つ分り易く、ライトコンバースサポートブログでは随時アップしています。

2010/02/16

Cygnus 200W Wash

 
Wybron の Cygnus 200W Wash は新世代のLEDテクノロジーを導入しています。
RGBW 各色を1チップLED のレンズ内でカラーミックスし、フィクスチャー正面の色と照射された色は同一です。
同等の他フィクスチャーよりも約2倍も高効率であり、その明るさは 最大5倍の明るさを実現しました。
つまり、Cygnus は少ない灯数でも十分な照度を確保することが可能です。




従来のLED機具とは段違いの 演色評価指数がC.R.I.値 92以上 と 照明器具として高い演色性を実現しました。
また、4色1チップLEDの採用により既存機具のネックになっていた レインボウシャドウが出難い構造になっています。
用途に応じた多彩な制御モードを搭載、オペレーターの作業を軽減します。当然RDMにも対応します。



主な仕様:

重 量:6.56kg
寸 法:H203mm x W229mm x L355mm
消費電力:最大220W
最大光束:4590ルーメン
ランプ寿命:60000時間
演色評価指数:C.R.I.値 92以上
信号、コネクター:DMX/RDM 5ピンXLR入出力
電 源:100~240V, 50/60Hz


Cygnus 200W Wash は、新次元のアートライティングをサポートします。

2010/02/12

LightConverse Support Blog

 
LightConverse ですが、当Blog でご紹介させて頂いて以降、予想を上回る反響を頂きました。
とりあえず初回入荷分は売り切れ、次回入荷分も 到着する前に 予約で埋まりそうな気配です。

そこで 急遽 お得意の 「ユーザー限定サポート Blog」 を立ち上げました。


内容は、公式日本語マニュアルには書かれていない 「CADデータをキレイに取り込む裏技」 とか、「透過LEDスクリーンのシミュレーション方法」 とかとか。 他にもよくある質問をまとめた 使える内容が満載です。
既にご購入頂いたユーザの方は招待メールを送りますので、こちら からお申込み下さい。

営業部宛へよくある質問として「購入後の年間ライセンス フィーは幾らですか?」 という問い合わせが何件かありました。

答え: 年間ライセンス フィーはありません、ソフトのアップデートは無料です。
    Free software updates for the lifetime of the product.

LightConverse 今後ともよろしくお願いいたします。

2010/02/02

Get over the rainbow


あの Wybron から 物凄く明るい LED機具が入荷しました!
その名も Cygnus 200W Wash
メーカーのweb はこちら Specs はこちら




とうとう ここまで来てしまいましたね。






詳細は後日、当Blogにて。

2010/01/29

LightConverse 登場

 
LightConverse は、照明、映像、レーザー、特殊効果、及びムービングオブジェクト(トラス、ビデオスクリーン、ステージ、セット、パフォーマー等)のシミュレーションを可能とする パワフルなヴァーチャル3Dショープラットフォームです。


今までのビジュアライザーとは一線を画した超美麗なビジュアライゼーションを、全てリアルタイムで行っています。
サンプル画像、動画は全てリアルタイムの画像であり、長時間のレンダリングを行った画像ではありません。

LightConverse が提供する最新のヴァーチャル3Dステージを是非体感して下さい。
 
 

2010/01/20

-速報- LightConverse

 
3Dシミュレーション ソフトの決定版 「LightConverse」 をご紹介します。
まずはデモビデオを御覧下さい。





このソフトを扱うきっかけになったのは
1. Hippotizerとネットワーク接続しライトコンバースのステージ上で再現
2. HIGHEND DL2,3、Barco DML1200 等のムービングプロジェクターの再現 
という今までのシミュレーションソフトにはない機能が搭載されていたからです。


昨年秋に開催された「HippoSchool 2009」でその片鱗をお見せした所、参加者から問い合わせが殺到した為急ぎ体制を整え、漸く正式販売にこぎつけた次第です。


とにかく従来のソフトとは比較にならない程のリアルさ & 美しさに加え、それでいて動作が非常に軽いのがウリです。


詳細は後日、当Blogにて。

2010/01/01

Happy New Year !


本年もT.S.J. 及び TSJ Online をよろしくお願いいたします。

2009/12/24

冬のライトアップ

場所:軽井沢星野リゾート ホテルブレストンコート
期間:11/28-12/25


今年はエントランスもやってます




LIGHTING DESIGN: 都市環境照明研究所(Illumination Of City Environment)
有限会社 クレア
(有)ピーズオフィス

          

2009/12/15

APOLLO 2010 New Patterns

 
APOLLO Design から 2010年 新ゴボデザインが発表されました。


WEB 版カタログ と 「2010 GOBOカタログ」PDF (11.2 MB) をご覧下さい。

例年通りPDF カタログはかなり重いですが、その分印刷クオリティが高いです。
お時間のあるときにダウンロードし、新しいライティングプランに是非ご利用ください。

2009/12/11

6ch リレーBOX for LED

 
今回ご紹介するのは 現在主流になってきたLED器具用の分電BOXです。


ムービングライトの電源にディストリビューションBOXを使うのは今や常識になってきていますが、LED機具の電源用にもこういうものがあると便利です。
1次側は C-30P、2次側は C-20C x 6口 (各5Aブレイカー) 吊り置き兼用タイプ。
LED機具は容量も少ないのでBOX自体 かなり小型化されています。

特筆すべきはDMX信号で各6口の ON/OFF ができることです。機具のリセットやシャットダウンがリモートでできると、いざ という時助かります。発注時にコネクターやブレイカー容量(MAX10A) の変更も もちろんOK。LED機具のご購入時に併せてご検討ください。

2009/12/09

i-Pix 日本語サイト オープン



http://www.tsjnet.co.jp/ipix/ipix_top.htm

今後ともよろしくお願いします。

2009/11/10

Inter BEE出展 と HippoSchool開催のお知らせ

 
Inter BEE 2009:


TSJ は 昨年に引き続き今年も Inter BEE に出展します。





国際放送機器展
International Broadcast Equipment Exhibition 2009

■ 開催日程 開催日 11月18日(水)~20日(金)〔3日間〕
開場時間 18日(水)・19日(木) 午前10時~午後5時30分
       20日(金)  午前10時~午後5時

■ 開催場所 幕張メッセ  〒261-0023 千葉市美浜区中瀬2-1
■ 公式サイト http://www.inter-bee.com/ja/

毎年の事ですが 入場無料 です。招待状が必要な方はご連絡下さい。
但し、こちらで → 事前登録 した方が当日スムーズに入場できると思います。

TSJブースは Hall 8 #8301 全体MAP (pdf)
駅から来て最初の入り口を降りて真正面!
プロライティング部門 の通路隔てて隣です。是非お立ち寄り下さい。




HippoSchool 2009:


こちらも毎年恒例の HippoSchool ですが、今回は東京と大阪で開催します。

大阪会場:
日時:2009年11月24日(火)10:00-18:00
場所:大阪府立体育館 第3会議室 (B1F)
大阪市浪速区難波中3-4-36
TEL:06-6631-0121
http://www.furitutaiikukaikan.gr.jp/map/index.html

東京会場:
日時:2009年11月26日(木)10:00-18:00
場所:ティーズ渋谷フラッグ 会議室7I 渋谷区宇田川町33番6号 Shibuya Flag 7F・8F
TEL 03-5457-7881
http://www.tsrental.jp/location/shibuya/index.html







* 今回は Hippotizer ユーザーの為のトレーニングですが各会場で定員に満たない場合、一般の方の受講も受け付けます。

お問合せは
株式会社 テクニカルサプライジャパン TEL:03-3791-7501 (東京、大阪)
株式会社 エル・ティディ TEL:06-6190-3001 (大阪のみ)

何れもよろしくお願いします。



2009/11/05

TripleHead2GoでGo

 
GreenHippo でサポートしている1モニターOUTを3つに出力するインターフェース TripleHead2Go」 のレポートです

TripleHead2Go」 はMtrox社の製品で、コンピュータの1出力を3出力に出来るマルチモニタ対応グラフィックボックスです。「TripleHead2Go」 が2台あるとHippoのDualモードで最大6面出力も可能です。




サイズはとてもコンパクトな手のひらサイズ、アナログ版とデジタル版があります。
(写真はアナログ版)



TSJにはTEST機としてアナログ版とデジタル版、
共にありますので興味のある方はご相談ください。
(Hippotizer V3で対応しているのはHDモデル のみです)

追記: Audioパラメータ

V3.013b からDMXパラメータを変更する事でオーディオレベルとLRをDMXでコントロール可能になりました。設定方法はユーザー限定 ヒポタイザー サポート ブログに詳細があります。

2009/10/19

2009 Halloween Gobo

 
Happy Halloween !



2009 Halloween Gobo Flyer

2009/09/28

DiGiGOBOS

 
TSJ ではBEACON社の 「DigiGobo」 を新たに販売します。
DigiGobo はメディアサーバー用の汎用クリップをDVDに納めたコンテンツ素材集です。
(今後 USBメモリーの供給も予定)

SD シリーズ 1-34 のサンプル
http://www.digigobos.com/series.html

HDシリーズ 1-14 のサンプル
http://www.digigobos.com/hd.html

各種メディアサーバー、ムービングプロジェクター用素材として、お気軽にご利用下さい。
今後も続々と新作を販売予定、 お問合せ、詳細はお電話か sales@tsjnet.co.jp まで。
(10枚以上のまとめ買いで更にお安くなりますよ)

2009/09/14

PLASA09 速報

 
9/13 からロンドンのアールズコートで開催された 「PLASA09」では 数多くの新しい機材が出展されました。ほんのさわりだけですが ご紹介します。

先日「New BB7」 を先行でお知らせした i-Pix からは 待望の 「BB1」 が発表されました。

             
ステージはもちろんの事、建築照明にも対応できる様 本体は屋外対応になっています。新デジタルドライブテクノロジー制御、RDM対応 等々、小さなボディに最新のテクノロジーが満載です。


他にもこのBB1やBB4に対応した 「バッテリー&ワイヤレスDMXパック」が発表されるなど、多くの関係者から注目を浴びていました。


続いて、地元 U.K. 代表のもう一社 GREEN HIPPO から今回新たに発表されたのは

* ラックマウント HippoCritter
* HD-SDI 入力カード
* ポータブル過般型 「HippoPortamus
が新たにラインアップに加わり、更に


新機能 マルチサーバー スクリーンマネージメント 「UberPan 」が PLASA Awards にノミネートされました。
詳細は追々分かると思いますが、複数のヒポタイザーをネットワークで結び、様々な種類、形状のアウトプットに対して一つの仮想キャンパスで映像を再生させる新しいテクノロジーのようです。
こちらは11月の Inter Bee において 日本でも御覧頂けると思います。